昔から多くの企業で重要課題と位置付けられていた「コスト削減」において、外部のコンサルティング会社への発注を含め、様々な変遷がありました。
プロレドではその変遷をコストマネジメント1.0から4.0と分類し、下図のように分析しております。
プロレドが実践しているコストマネジメント4.0とは単なる相見積り取得3.0による単価削減ではありません。
コスト構造分析や市場相場の最安値レベルも考慮した単価の適正化を実現します。
クライアント様及びサプライヤ様と協議を重ね、最適な仕様条件/オペレーション/量の実現まで支援します。
まず自社で手の付けられるレベルのコスト削減を実施している段階をコストマネジメント1.0の世界とし、次の段階として、外資系の経営戦略を主体とした外部コンサルティング会社へのソーシングがコストマネジメント2.0の世界と考えます。ストラテジックソーシングと称し、購買機能の構築サポートや調達の見直しを行う、あくまで計画段階にフォーカスしたコストマネジメントとなります。
そしてその次の段階が10年以上前に流行したリバースオークションなど相見積もりを中心とした実行フェーズに注力したコストマネジメントです。このコストマネジメント3.0では多くの課題がございました。単純な相見積もりであることから、「思ったような削減効果が出ない」「サプライヤーとの関係性を悪化させる」といった問題です。
そこでプロレドで実現しているコストマネジメントの世界、これをコストマネジメント4.0と分類しました。これまでのコスト削減との違いは「分析」や「単価比較」だけでなく、「条件や仕様・BPR」まで踏み込み、なおかつ成果を実現し、長期にわたってその実現を調査することです。実行フェーズで成果創出に重きを置いたコストマネジメントであり、大手企業、中堅企業を中心に大きな成果を提供しております。
ただし、そのような難易度の高いコンサルティングを実現する上で必要となる概念が「CONCEPT 5S」です。計画段階では聖域なく対象範囲をとらえ(SANCTUARY)、仕組みや市場を分析し綿密な計画を立てる(SURVEY)ことの重要性を指しています。そこから実行段階に向けて、優先順位や取組みスピード(SPEED)、仕様の標準化や契約条件の変更(STANDARDIZATION)、仕様等の簡素化や集約・分散(SIMPLIFICATION)といった考えの重要性を指し、5つの重要ポイントの頭文字をとって、「CONCEPT 5S」としました。
特に調査・分析時(SURVEY)に最も重要なQBRSというフレームワークについて解説します。
コスト削減を行うにあたり、特に重要な調査が「取引状況の把握」です。下記4つの頭文字であるQBRS (「QUALITY(品質)」「BRAND(ブランド)」「RELATION(企業と顧客の関係性)」「SWITCHING(変更時にかかるコスト)」)に分類することで、既存のサプライヤーとの取引理由や、取引が継続している理由を明確にすることができます。
この4点を確認した上で、業務の見直しや、既存サプライヤーの条件仕様変更、新規サプライヤーへの切り替えなどを検討し、コスト削減の可能性を追求します。
企業の求めているレベルがすなわち「コストマネジメント4.0」の世界観であって、プロレドでは常に最適なコストマネジメントを提供してまいります。
唯一の上場企業であり、
コンプライアンスの問題もございません
完全成果報酬型コスト削減の領域において、プロレドは、唯一の上場企業です。
コスト削減コンサルティングにおいては、クライアント様の支払い状況を細かく分析させていただくため、クライアント様にとって大切な内部情報をお借りいたします。
その為、コンサルティング会社のコンプライアンスは非常に重要だと認識しております。
プロレド・パートナーズは、上場企業として、機密情報の取扱いには、細心の注意を払って対応しておりますので、大手企業様、上場企業様、金融機関様からのご依頼が圧倒的に多く、大きな成果をご提供しております。