5月23 日、一般社団法人 全国地方銀行協会様主催「企業再生実務講座」に講師として登壇いたしました。当日は約25名の皆さまにご参加いただきました。
講師として登壇したのはこちらの3名です。
- プロレド・パートナーズ 浅川 理史 （第１部）
- プロレド・パートナーズ エネルギー専任コンサルタント 山口 亮 （第２部）
- プロレド・パートナーズ エネルギー専任コンサルタント 長野 礼奈 （第３部）
この講座は全国地方銀行協会が全国の地方銀行を対象に毎年一回開催している研修講座で、プロレド・パートナーズは昨年に続き2回目の登壇でした。今回は「旅館・ホテルの経営改善支援」というテーマのもと、審査部や融資部の方々を中心とした参加者の皆さまへ向けて、プロレド・パートナーズからは「ホテル・旅館の再生の鍵 間接財コスト(特に電気)のコスト削減のポイント」をお伝えしました。
第1部ではコスト削減の基本的な考え方と、コスト削減に取り組む際の流れについてお話ししました。コスト削減を行う場合、はじめに対象費目と優先順位を整理し、次にコスト削減手法を決定します。コスト削減手法には量を見直す「ユーザーマネジメント」と単価を見直す「サプライヤーマネジメント」があり、それぞれについてどういった点に着目し進めていくべきか、ポイントを解説していきました。
第2部では電気料金の具体的な削減手法をご紹介ました。電力自由化の流れを知り、電力会社の動きを把握することで、自社の契約内容が適正かどうかを判断しやすくなります。電気料金を構成する「使用量」と「単価」の関係をご説明した際には「単価を下げる方法について情報を得る機会が少ないため、是非知りたい」といった声が多く、参加者の方々が熱心にメモを取る姿が見受けられました。
第3部ではガス料金、水道料金、クレジットカード手数料の削減手法について解説しました。近年ホテル・旅館業界では、楽天トラベルやじゃらんなどの予約サイトを介さず、自社コンテンツからの予約獲得を目指すというトレンドが出てきています。現地（ホテル・旅館）でのカード決済の需要が高まる中、ホテル・旅館にとってクレジットカード手数料の削減は重要課題といえるのではないでしょうか。
参加者の声
（広島銀行様）
「電気料金の仕組みがここまで細分化されていると思っていなかったです。電気料金も削減について理解を深めることができました。とても興味惹かれる費目も多いため、是非取り組んで行きたいと思います。」
(岩手銀行様)
「クレジットカードの削減手法の話が面白かったです。そしてきっとどこのホテル・旅館も抱えている課題であると感じています。コスト削減の重要性を感じることができるとても良い講演でした。」
専門性の高い具体的なコストマネジメントのノウハウをご紹介できるのは、費目ごとに専任のコンサルタントがいるプロレド・パートナーズの強みの一つでございます。
プロレド・パートナーズでは、今後もセミナーを通して参加者の皆様にとって有益な情報をご提供していきます。
今後のセミナー情報を受け取りたい方や、基礎的なコスト削減ノウハウ・手法をまとめた「コスト削減ガイドライン」をご覧になりたい方は、下記URLよりお問い合わせくださいませ。
