ハウスメーカー様工事費用削減　防腐・防蟻処理13.3％削減

クライアント業種：建設業（ハウスメーカー）
企業規模（売上高）：30億以上
課題：資材価格が高騰している状況下において、工事原価の削減を図りたい
改訂前の年間発注金額 ：450万円
改訂後の年間発注金額 ：390万円
削減金額 ：60万円（▲13.3%）

直面した課題

コスト削減が急務であるものの、ウッドショックやメタルショックなど資材価格が高騰しており、なかなかコスト削減ができない状況だった。

建材メーカーによる数十年ぶりの一斉値上げなど、ハウスメーカーやゼネコンとしては工事原価の高騰に悩まされる状況下になり、クライアントは協力会社様との価格協議を行っていた。しかし協力業者からは値上げを希望されており、住宅販売価格を上げる以外の道が見えない状況に悩まされていた。

解決に向けたアプローチ

実際にかかる工数と材料費を計測・算出し、協力会社と協議。

過去の取引内容を確認するため1年分の実行予算書や見積書から、コストの全体像を把握。

使用する薬剤の仕入れ価格の市況調査と1棟あたりの薬剤使用量(平均値)を算出。あわせて、各協力会社様の施工担当エリアを整理し、効率的に各現場を移動できるよう調整することで、協力会社様への単純なコストカットにならないよう調整しつつ、今後の発注単価の見直しを協議。

実施後の効果

工事費用を13.3%削減に成功

協力会社様にもご納得いただき、今後の発注単価の改定を実現。協力会社様との関係性を維持したまま、クライアントであるハウスメーカー様の年間発注金額を13.3％低減することが出来た。一過性の低減にならぬ様に、これから3年間の維持サポートを行っていく。