世界でもトップクラスの技術力で、エンジンバルブと関連部品の設計・開発・製造を行う株式会社NITTAN様。(旧社名:日鍛バルブ株式会社) プロレド・パートナーズのコンサルティングサービスを受けていただいた感想を代表取締役社長 金原 利道様と事業本部 事業企画室 室長 川霜隆様に伺いました。
コスト削減の重要性を実感しているタイミングで知見を有するプロに出会えた
あるご縁で、プロレドさんのことをご紹介いただきました。そのときに初めて知った企業さんでしたのでHPを拝見したところ、去年(2020年)4月に東証一部に市場変更されていて、信頼に足る優良な企業なのだと安心感が生まれました。営業担当の方と初めてお会いしたときは、ある費目の原価に占める割合が過去に比べると上がってきている時期で、その上昇傾向を止めてコスト削減に転じさせるにはどうしたらいいのかをちょうど考えているタイミングでした。また、新型コロナウイルスの経済的影響がどの企業にも出ている時期でしたから、コストを削減することの重要性を実感しているタイミングでもありました。
弊社がコンサルティング会社にコスト削減を依頼したのは初めてですが、プロレドさんの削減実績を聞いて、弊社の工場の原価改善にも十分貢献していただけると感じました。どうしたらそれだけの額を削減できるのかという手法に関しても、営業担当の方が包み隠さず端的に教えてくださったことで、迅速な理解につながりました。一方で、コスト削減というのは手法さえ知っていれば誰にでも簡単にできるものではなく、サプライヤーの業界構造に知見があり、しっかりと協議できるノウハウをもつプロレドさんだからこそ成果を出せるのだと実感しました。
随所にプロフェッショナリズムが感じられ、円滑にプロジェクトが進められた
今回プロレドさんが素晴らしいと感じた部分は、コンサルタントの方の年齢や役職を問わず、プロジェクトの方針、プロレドさんに求められている役割、それに対して弊社側がどのようにコミュニケーションをとりながら動いているのか、その全てを的確に理解していたことです。弊社の実務担当者とともにしっかりプロジェクトの舵取りができているのだと、信頼がさらに高まりました。また、プロレドさんは質問に対する返答の歯切れの良さや順応性など随所からプロフェッショナリズムが感じられ、弊社内での迅速な意思決定にもつながりました。さらに、どうしても弊社側でサプライヤーと協議をしなければならなくなった場面でも、「この場合にはこうしたらいいですよ」と細かく的確なアドバイスをいただき、手厚い実行支援が非常にありがたかったです。
営業担当の方も、こちらからの質問に対してすぐに返事をしてくれますし、その場で分からないことは後日調べて回答をしますと言ってくださり、その回答期日を過ぎたことは一度もありません。こうしたやり取りの積み重ねで、信頼関係がもう1ランク上がったように感じています。
クライアントと同じ目線で考え抜くコンサルティング会社
今回コスト削減した費目については、もしプロジェクトを立ち上げていなかったら、10年後20年後を見たときにトータルで支払う金額が莫大なものになります。そのため弊社としてはぜひ削減をしたいと考えましたが、現実的には、プロジェクトによって新たな問題が生じる懸念もありました。そういった問題をどうしたら解決できるのか相談したとき、ただ単にできませんと突っぱねるのではなく、プロレドさんの持つ様々な手法の中から一番適した解決策を提示してくれました。こうした姿勢からも、クライアントと同じ目線で物事を考えてくれるコンサルティング会社だと実感しましたし、プロレドさんが柔軟に対応してくれたおかげで安心してプロジェクトを進行させることができました。これまで自社では手を付けてこなかった部分ですから、長い目で見たときにどれだけの意義があるものなのか、大きな一石が投じられたのではないかと感じています。
今回プロレドさんに点数をつけるとしたら90点くらいでしょうか。日本的な考えかもしれませんが、100点をつけてしまうと「もう十分です、今後はお付き合いしません」というような印象を受けるので、まだまだやっていただけるという期待も込めて100点はつけません。今後もプロレドさんには弊社からの要望に柔軟に対応していただけると信じ、一緒に課題を共有して一緒に成果を目指すwin-winな関係でいられたらと考えています。
(写真:代表取締役社長 金原 利道様)