INTERVIEW 40

スガキコシステムズ株式会社
※ 2020年02月14日現在
管理本部長 足立大典様
管理本部 経理財務グループ 森明也様
業界分類: 飲食業
市場名: 非上場

ラーメンや甘味などを扱うチェーン店「Sugakiya」361店舗(平成31年3月末時点)などを展開しているスガキコシステムズ株式会社様。今回はプロレド・パートナーズのコンサルティングを受けていただいた感想を、管理本部長 足立大典様と管理本部 経理財務グループ 森明也様にお伺いしました。

経費削減は喫緊の課題でした

プロレドさんは提案のレベルが高く、特に他社事例が非常に豊富で、かつ成果報酬型のコンサルティングである点が導入の決め手だったと聞いています。弊社はこれまであまりコンサルティング会社に発注する方針や経験がなかったため、最初は社内の抵抗も結構あったようです。
とはいえ成果が出なければ支払いが発生しない成果報酬型ですから、お願いするリスクはないよねということで、社長も即決できたと聞いています。
弊社の店舗は9割以上が商業施設に入っており、(施設に依存するコストも多いため)削減できる費目はほとんどないと思っていましたが、そういった小売・飲食店のコスト削減実績とノウハウが豊富なことも、プロレドさんを選んだ理由になったと思います。
また当時人員不足に伴って出店を抑制しており、タイミング的にも経費削減は弊社にとって喫緊の課題でした。
これまでコスト削減は自社でやるものという考えだったのですが、プロレドさんの提案を受け、もう一段上のレベルで取り組むには、外部のプロフェッショナルに任せる判断もありだと考えが変わったのもあります。

削減できたことが素直に嬉しい

当初私たちがコンサルティング会社にもっていた印象は「胡散臭い」というものでした(笑)
こちらのかける時間もゼロではありませんから、率直に言えば「面倒くさいな」との思いからスタートしたのですが、見込める削減額やその根拠をきちんと数字で提示していただくことで徐々に納得感が生まれてきました。また、プロジェクトの序盤で弊社の都合から方針を変えなければならなくなったとき、状況を的確に理解するとともに軌道修正案をいただいた際は「このコンサルタントは信用できるな」と思いました。プロレドさんのこうした姿勢を受けて、私たちもいい勉強になるかもしれないと前向きに捉え直し、プロジェクトを進めさせていただきました。

サプライヤーさんとの関係性などからコスト削減の対象にできない費目もありました。こうした制約の中でも「この費目はコスト削減できないんじゃないか」と思った費目を含め、トータルできちんと結果を出していただき、店長もたいへん喜んでいました。
この成果は弊社の担当者にもかなり響いたみたいで、その後の朝礼で「自分が思い込んでいた先入観がガラッと変わった」といった発表をしていました。

競合サプライヤーがないのに、コストが下がった

サプライヤーさんが複数ある費目については自社でも相見積もりをやってきたのですが、今回、1社しかない費目でもプロレドさんは大きくコスト削減を実現してくれたので、「どうやって下げたの?」とすごく驚きました。普通は代わりになるところがなければ既存のサプライヤーさんの条件を呑むしかなく、価格交渉なんてできないと思っていたからです。いかなる状況でも成果を出せるところがプロフェッショナルだと思いました。自分たちだけではできなかったと思っています。
コンサルティング会社って頭でっかちで、結局のところ「実行」や「実現」とはほど遠い印象だったのですが、プロレドさんはむしろ非常に泥臭いというか「こんな作業までしてやってくれるんだ」といった驚きが多くありました。
日々のコミュニケーションでも、高圧的な印象は一切なく非常に頼みやすかったですね。

最終的な判断も任せてくれた

複数のサプライヤーさんにいただいた提案から実際の取引先を選択する際も、単純に削減額が大きいところを選べばプロレドさんの報酬に繋がるわけですが、プロレドさんはそういった選択を強引に勧めてくることも一切ありませんでした。あくまでも私たちの判断軸を大切にしてくれて、最終的な判断は自由にさせてくれました。
長くお付き合いしているサプライヤーさんとの関係性の悪化は避けたかったですし、できるだけ既存のサプライヤーさんで継続できれば嬉しいので、そういった気持ちも理解してくれたのはありがたかったです。

最終報告でも、サプライヤー各社からの提案内容をきちんと整理し、メリットデメリットをわかり易く提示してくれたので、上司を説得しやすかったです。

「やり切った」と思っていても、まだまだ削減の余地がある

1杯330円のラーメンの価格を維持するために、私たちも独力ながらコスト削減にはかなり注力してきましたし、しっかりできているという自負もありました。私はこの会社に20年以上勤め、その間コスト削減に携わり続けてきましたが、振り返ってみるとその多くが「量の削減」だったなと思うんです。食材の無駄を減らそうとかLEDを導入しようとか。もちろん単価も相見積もりで削減しようと進めていましたが、やはり今回お願いしてみて、まだまだ単価を削減できるんだなと気づきがありました。自分たちでやり切ったと思っていても、第三者のプロの手にかかれば、削減の余地はあるんだなと思い知らされました。
弊社のように自前でコスト削減できていると自負する企業こそ、一度点検のためにプロに相談してみることをお勧めします。成果報酬ですし、なんらリスクやデメリットは無いと思います。

これを原資にして、人材教育などを強化していきたい

まだ私の構想段階ですが、やはり外食業界は人材が重要なので、この原資を従業員への投資や教育機会の強化などに使いたいと思っています。入社時の研修だけでなく、継続的に研修を受けられる体制などの構築に充てたいと思っています。

コンサルティングや、
採用に関してのお問い合わせは
こちらから