INTERVIEW 58

株式会社タカラ・エムシー
※ 2017年05月31日現在
営業企画室 室長
執行役員 部長 杉山 光男様
業界分類: 小売業
市場名: 非上場

『フードマーケット マム』をはじめ、スーパーマーケット・精肉店などを展開するタカラ・エムシー様。今回は、プロレド・パートナーズのコンサルティングサービスを受けていただいた感想を、営業企画室 室長/杉山 光男様にお伺いしました。

プロレド・パートナーズのコンサルティングを導入したきっかけをお聞かせください

自社でもコスト削減に取り組んできましたが、全ての費目を網羅できていないことに課題を感じていました。プロレドさんのお話を聞いて、費目ごとの専門的なコスト削減を依頼できる点に魅力を感じました。当時自社ではファシリティ費やエネルギー費の削減に取り組んでいましたが、まだ手をつけられていなかった消耗品費や施設管理費など、7費目ほど選び依頼したところ、快くお受けいただきました。プロレドさんのような専門性の高い会社に依頼すると、疑問に対して明確な回答をすぐにいただくことができ、短期間でしっかりとした成果を出していただけたので、とても助かりました。

依頼してみて良かった点をお聞かせください

想像以上に大きな削減成果が出たことです。今までも自社で十分なコスト削減を行ってきたと自負していましたが、プロレドさんに依頼することで、まだまだ削減余地があることを証明できました。コスト削減への取り組みを通して弊社の経費の推移を確認でき、担当者一人一人の取引が最適であったかどうかも検証することができた点も良かったと思います。またサプライヤー様との協議においては弊社の状況をしっかりと情報収集・把握した上で、一方的に条件を押し付けるのではなく、良好な関係を維持しながら大きな成果を出していただきました。

他コンサルティング会社との違いは何でしょうか

要望通りの契約条件になったことはもちろんですが、品質を落とさずコスト削減をすることに非常にこだわっていただいたところだと思います。また、対応の迅速さや説明の綿密さにも、他コスト削減会社との大きな違いを感じました。

今まで様々なコンサルティング会社様からご提案を受けましたが、その際は進捗を共有してもらえる機会が少なく、結果報告に終始していたため「とりあえずコストが下がれば良いと考えているのかな」という印象を持ってしまっていました。それに対してプロレドさんは進捗状況の共有が丁寧で、コンサルタントの方々がいかに真剣にプロジェクトに取り組んでくださっているかが伝わり、安心してお任せすることができました。

他社の提案では、サプライヤー選定において安くなることだけを追及する内容が多く、結果的に品質の低下や作業効率の悪化、従業員の負担増が懸念されたため、残念ながら採用に至ったケースはありませんでした。

プロジェクトの前と後で弊社のイメージに変化はありましたか?

良い意味でイメージの変化はありません。依頼している費目以外についてもアドバイスをくれるなど、弊社の社員のように親身になってサポートしてくれました。プロジェクトの最後には「弊社に来なさいよ。弊社で雇いますよ」と言えるくらい深く触れ合えましたね。

プロレドさんは社風もオープンでとても話しやすく、本当に弊社の社員のように接することができました。お互い良い関係性を保ち、仕事はキッチリするという感じです。

サプライヤー様からも「杉山さん、プロレドさんってタカラ・エムシーの社員なの?」と聞かれることがありました。分かっていても思わず聞いてしまうほど、真剣に弊社のことやサプライヤー様のことを思いながら商談されていた証拠だと思います。強引な協議をしないというのは、サプライヤー様と長くお付き合いしていく弊社にとってもありがたいことです。プロレドさんはそういった社員教育がしっかりできているんでしょうね。

数千万円の削減効果をどこに投資されたいですか

人材不足が課題となっていますので、新入社員の育成や、勉強会などの制度強化に使いたいです。今まで半年に一回講師を招いて実施していた、約70名の従業員が参加するレジ業務スキルアップ勉強会は、毎月1回のペースで実施できるようになりました。
また制服も一着7万円するものにグレードアップしました。制服を変えることで従業員の意識も変わるんですよ。レジに立つ女性従業員の場合、髪の毛一つにしても、梳かすだけではなく新しい制服に合わせて綺麗にするようになりました。これは気持ちの問題だと思います。また、スキルの高い従業員にその制服を貸与するといった仕組みを作ることで、新入社員は「私もあの制服を着たい」と頑張りますし、逆に貸与された人は「この制服を着続けるために今以上にレベルアップしなければ」と刺激されるなど、お互い高めあえる良い機会になっています。
「数千万円浮いた」で終わるのではなく、それをレベルアップや違う方向に投資していくことで会社にもメリットがあるのです。

タカラ・エムシーというのは「マネジメントカンパニー」。自分で考えて行動するというのが弊社です。損益も全て公開するため、コスト削減の重要性を店長が一番理解してくれています。弊社では経費は現場につくので、トップダウンで指示するのではなく、店長らがいかにコストを下げるか意識をもって運営しています。プロレドさんにコスト削減していただいて、インクや警備等様々な費目が安くなって一番喜んでいるのは店長です。

プロレドのコンサルティングサービスはどういう企業様におすすめでしょうか

会社は「良い時ほど悪い時」だと常に考えています。サプライヤー様は業績が良い時ほど良い条件を出してくれるため、業績が悪くなってからコスト削減に取り組むのはもったいないという考え方ができます。会社がうまく行っている企業こそ、プロレドさんの専門的なサポートによってより大きな成果を見込めるのではないでしょうか。もちろん自社でも取り組むことはできますが、そこはやはりプロに頼むことによって、一段上のレベル感でコスト削減が可能になります。プロレドさんの手法は非常に専門的で大きな成果が出ますし、多くの実績もおありなので、安心して依頼できました。まずはやってみることが大事だと思います。

導入を検討している企業様にメッセージをお願いします

一度はプロに任せることをお勧めします。私も「自社で取り組めているから大丈夫」だと思っていました。しかし、プロの削減率は桁違いです。依頼して本当によかったと思っています。

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