電気設備保守点検費用のコスト削減術
電気設備保守点検は、電気事業法によって月次点検や停電した状態での年次点検の実施などが定められた法定点検であるため、見直しに慎重な企業が多いものです。しかし、電力会社より高圧電力を受電している企業では、定期的に発生する電気設備保守点検費用は大きな負担になっているのが実情です。電気設備保守点検費用は単純な価格比較だけでなく、各契約の付帯条件や特約までを比較検討しなければならないため、効果的なコスト削減には業界の専門知識を活かした協議が不可欠です。
プロレド・パートナーズでは、電力業界の構造とコスト構造を詳細に分析し、企業の状況に最適化された電気設備保守点検費用の削減手法をご提案する間接費削減コンサルティングサービスを提供しております。専門知識と実績を活かし、お客様の業務効率化とコスト最適化をサポートいたします。
電気設備保守の業界構造
工場やオフィスビル、病院、商業施設など、特別高圧・高圧契約者には、法令により電気設備の保守点検が義務付けられており、電気主任技術者による定期点検・記録管理・報告業務が必要です。
この保守業務は、大多数の企業では外部選任制度に基づき、電気保安法人に委託しています。
中でも、一般財団法人 電気保安協会をはじめとした旧公益性の色が強い法人がシェアの多くを占めていますが、近年では民間企業の電気保安法人への参入や個人事業主の電気管理技術者も増加しており、価格や対応内容における競争環境が整ってきています。
保守事業者の分類と特徴
電気設備保守を請け負う事業者は、以下の3種に分類できます:
| 区分 | 主な業者 | 特徴 |
| 旧公益系保安法人 | 電気保安協会(地域ごとに存在) | 電気事業法に基づき組織された一般財団法人。価格は横並びで、柔軟性は限定的。 |
| 民間系保安法人 | 電力系会社、建物管理子会社など | 国より承認を受け、企業として保守を実施する体制を構築。電気保安協会と比べて価格競争力が高い。 |
| 個人 | 電気管理技術者による事務所等 | 個人や複数人の個人事業主として、地域密着で保守を実施。個人の技量に対応品質が左右されやすい。 |
■ 旧公益系・民間系・個人系保安事業者の比較表
| 比較項目 | 旧公益系保安法人 (電気保安協会等) | 民間保安法人・ 管理会社 | 個人事務所 |
| 価格 | △ 相場価格(比較的高め) | ◎ 競争力ある価格設定 | ◎ 安価なことが多い |
| 対応品質 | ◎ 一定水準で安定 | ○ 会社により差がある | △ 個人差が大きい |
| 柔軟性(契約・点検時間) | △ 定型的・融通が利きにくい | ◎ スケジュール調整など柔軟に対応可能 | ◎ 柔軟な対応が可能 |
| 報告・書類対応力 | ◎ 書式や対応に安定感がある | ○ 法人であれば一定基準を満たす | △ 担当者に依存 |
| 信頼性・対外説明力 | ◎ 官公庁や金融機関などで採用実績豊富 | ○ 導入は進んでいるが信用評価に差あり | △ 運営基盤が脆弱な場合もある |
電気設備保守のコスト構造
電気設備の保守業務には、以下のような費用が含まれます。
特に定期点検費用と保安管理手数料がコストの中核を占めており、これらは契約業者や点検頻度・施設規模により大きく変動します。
| 費用項目 | 内容例 |
| 定期点検費用(月次/年次) | 絶縁抵抗測定・接地測定・目視点検・記録作成等(年1回~月1回) |
| 緊急対応費(任意) | トラブル時の出動・復旧対応(別料金 or 包括契約) |
| 保安管理手数料 | 電気主任技術者の外部選任報告・官庁対応・保安規定の維持 |
| 部品交換・修繕費(任意) | コンデンサ、トランス油、避雷器などの消耗品・劣化部品 |
プロジェクトアプローチ
プロレド・パートナーズはコスト削減に強みを持つコンサルティングファームです。ここでは、プロレドが手掛ける電気設備保守適正化の特徴をご紹介します。
下記4つのステップでプロジェクトを進行します。
プロジェクトについては、弊社は「バックコンサルティング」方式を採用しております。この方式では、サプライヤーから弊社の関与が見えない形でクライアントをサポートいたします。クライアントには協議窓口としての役割を担っていただきますが、その他の業務は弊社が対応することで、クライアントの負担を最小限に抑えながらプロジェクトを推進いたします。

①現状把握・データ分析
コスト見直しプロジェクトでは、日本全国のあらゆる企業の契約内容を分析しており、適正価格との比較検討が可能となっております。また、単純な価格比較だけでなく、各契約の付帯条件や特約も明瞭に整理し最適化を図ってまいります。
②削減アプローチ策定
市況調査や料金データ分析、最新技術などのトレンド情報を基に、各拠点の適正価格や最適なプランを策定してまいります。また、保安法人の切り替え支援の実績も多数ありますので、全国からエリアや業種に応じた最適な事業者を選定可能です。
③価格適正化
プロレドは電気設備保守コストに関するプロジェクトで国内最大規模の実績を持ち、あらゆる業種・業態・企業規模のクライアントの経費見直しを行っております。
現行仕様での単価削減だけでなく、保安法人の切り替えや最新機器の導入による省力化含め、クライアントのメリットに最大限に寄与するべく網羅的なご提案が可能です。
④新体制策定
コスト見直しにおけるクライアントの業務負荷の最小化に努めております。各民間保安法人への新規見積依頼や価格協議等の業務以外の工数を、専門チームへアウトソーシングすることで担当者の業務負荷の軽減が可能となります。「バックコンサルティング」の性質上、サプライヤーとの窓口対応や契約業務についてはクライアントに担当いただきますが、プロレドにて効果的な協議方法の立案など専門的業務を全面的に支援いたします。これにより、必要最小限の対応でコスト削減メリットを早期に実現できます。事前の情報収集や進め方のご相談等で一定のお時間をいただきますが、自社で進めるよりも遥かに工数を軽減できた上で、コスト削減メリットを享受いただけます。
コストマネジメントのお悩みを解決したい方へ

プロレド・パートナーズでは、コストマネジメントのコンサルティングを承ります。 自社の現状把握や、実行支援をご検討される際にはお気軽にご相談ください。



