INTERVIEW 26

JA福井県中央会
※ 2021年03月18日現在
経営教育部 管理課 課長 篠崎裕治様
経営教育部 管理課 課長補佐 䋆田知幸様
業界分類: 金融・保険業
市場名: 非上場

JA福井県中央会様は、農業の発展を通して地域社会に貢献するというミッションのもと、福井県内にあるJAグループの取り組みを支援しています。今回はJA福井県、JA越前たけふ、JA福井県中央会、JA福井県経済連、福井パールライス株式会社、ジェイエイプリント株式会社、株式会社くみあい電算センターの7法人にプロレド・パートナーズのコンサルティングサービスを受けていただいた感想を、JA福井県中央会経営教育部 管理課 課長 篠崎裕治様と経営教育部 管理課 課長補佐 䋆田知幸様に伺いました。

目に見える「成果」を求めた結果、プロレドさんに出会った

(篠崎様)福井県内のJA全体で事業総利益が恒常的に縮小する中で、事業管理費の抑制が大きな課題となっていました。また、昨年(2020年)4月1日に県内のJAが合併して「JA福井県」が発足し、もともと11あったJAが「JA福井県」「JA越前たけふ」の2つに集約されたことも、コスト削減に取り組むタイミングとして最適でした。県内2つのJAとなった今であれば、スピード感をもった意思決定が可能となり、スムーズなコスト削減につながるだろうと考えました。
これまでのコスト削減対策は、各JAによって取り組んでいるところ、取り組んでいないところに分かれている状況でした。

(䋆田様)そうした状況の中で、外部でありながら我々を取り巻く状況を理解しつつ、数字として見える形でコスト削減に導いてくれるコンサルティング会社を探していたところ、JAグループの全国組織、JA全中からプロレドさんを紹介いただきました。今回お願いした費目は、プロレドさん独自の手法として、業界の垣根を超えて複数の施設を束ねることで、ボリュームディスカウントを引き出すノウハウをお持ちだという事を知り、魅力的に感じました。一部のJAでは独自にコスト削減を進めていたようですが、その時サプライヤーから受けた提案よりもプロレドさんが提示した削減額の方が大きかったとの声もあり、期待が高まりました。

(篠崎様)他社のコスト削減に関する提案は、結局改善できたのかが分かりにくかったり、思うような成果がなかなか出なかったりと不安に感じる部分がありましたが、プロレドさんは削減額として成果が目に見える形でコスト削減をしてくださいますから、我々にとっても分かりやすいですよね。

「JA」という組織を理解した柔軟な協議姿勢に安心感を得た

(䋆田様)プロレドさんにお願いして良かったことの一つに、ただコスト削減をするというだけではなく、JAの置かれている立場をしっかりと理解していただけたことがあります。我々JAグループにとって大切なのは地域に根差すことですから、様々なステークホルダーとの関係性を大事にしています。その部分をしっかりと理解して、柔軟に協議、コンサルティングをしてくださったのが良かったです。

(篠崎様)その観点で、我々のことをよく考えていただけたと特に感じるのは、妥協や押し付けではなく、しっかりと成果が出る複数の選択肢を提示いただいた上で、最終判断はこちら側に委ねていただいたこと。プロレドさんが私たちの目指したい方向性を考え、提案してくださったといえるでしょうね。

(䋆田様)JAの事業を深く理解していただいたおかげでJAグループが抱える様々な事業と地域との関係性や取引先との関係性を大事にしながらプロジェクトを進めることができました。

(篠崎様)また、今回は我々JA福井県中央会がJAとプロレドさんをつなぐ事務局の役割を務めました。グループ内でプロレドさんのサービスを正しく理解してもらうために各法人に説明する機会を多くつくったのですが、JAグループが解決するべき課題を明確にし、それに即した提案をしてくださったおかげで、グループ内の理解が進み、意思決定にも大きく寄与しました。

契約の実態把握から始まったプロジェクトが生み出した成果は満点の出来

(篠崎様)合併したからこその悩みだともいえるのですが、県内のJAグループで、サプライヤーとの契約実態を把握できていなかった状態を解消できたことは本当に良かったです。特に、基幹支店ごとの契約数の把握は何から手をつけていいか分からない状況だった中、営業担当の方には基幹支店ごとの担当者を探すところからお手伝いをしていただきました。それぞれの支店担当者の異動やコロナ禍の自宅待機により難航した部分もありながら、すべての契約数を把握できた時は喜びも一入でした。

(䋆田様)また、収穫時期にのみ発生する季節性のコストは、本来削減が難しいのですがチャレンジをしていただき、見事削減成果を出すことができました。コスト削減余地診断の時に提示していただいた額を上回った成果が出たというのは、嬉しかったですね。

(篠崎様)その点も含めて、今回の削減プロジェクトは100点です。プロレドさんは社名の通り情熱と、緻密な実行性を兼ね備えていますよね。コスト削減に対する強い信念を持っているところと、JAグループの立場に立った柔軟な協議姿勢はさすがでした。

全国のJAが抱えるコスト適正化という課題解決のためにぴったりなサービス

(䋆田様)やはり、全国どこのJAでも固定費が大きな課題になっているのは間違いないですね。固定費はなかなか削減できないものと思っている担当者が多いと思うのですが、プロレドさんなら可能です。特に、県単位でプロジェクトに取り組むことで削減効果は大きくなりますから、県全体で取り組むことができるJAグループにはおすすめできますね。

(篠崎様)JAが複数存在していて、意思統一の面で不安を抱えている場合でも、その県の中央会とプロレドさんがタッグを組めばうまくまとめられると思いますよ。プロレドさんの気兼ねなく意見交換できる雰囲気や、用意される資料の分かりやすさ、こちらの疑問点に対する素早い回答など、一つ一つの積み重ねがプロジェクトのスムーズな進行や、信頼関係を築くことにつながっていると感じているからです。この取り組みで得られた知見は自分たちの力にもなっています。おまかせすればうまくいくように必ずフォローしてくれますから、大きな成果が期待できると思います。

コンサルティングや、
採用に関してのお問い合わせは
こちらから