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BPR×成果報酬 店舗オペレーションコスト削減
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BPR×成果報酬 店舗オペレーションコスト削減

プロレド・パートナーズはコンサルティングファームの新しい形を常に模索し、クライアントにとって最も成果につながる、企業価値を向上させるサービスを追求し続け、完全成果報酬でコンサルティングを手掛ける国内唯一の経営コンサルティングファームです。

企業概要

クライアント業種 小売
売上高 2,500 億円
店舗数 約500 店舗

実例概要

全国展開の小売チェーンストア店舗において、競合店との価格競争や仕入れ値の上昇により利益率は年々低下しており、短期間での改善成果創出が求められていた。
活動にあたり、店舗毎に異なるオペレーションシステムに不安を抱えていたため、パイロット方式によるスモールスタートで成功事例を作った上で横展開していくアプローチを採用。また、業務価値分析を行って、単なるコスト削減ではなく、低価値業務から価値業務へのシフトを図ることで、人時生産性は10%向上し、オペレーションコスト(人件費)の削減につながった。

直面していた経営課題

会社全体として、営業利益率1%の向上を目標とし、経営課題にも掲げられている店舗の人時生産性の向上を目指していた。しかし、改善策は社内会議でも多く出ていたものの、画餅で終わることも多く、実践された改善策についても成果が刈り取れておらず、改善の定着における課題も抱えていたことから、打開策を模索している状況にあった。

コンサルティングアプローチ

①パイロット店舗アプローチ

店舗ごとの人時生産性のばらつきを把握するために売上高と人時生産性での比較分析を行った。
規模や立地条件などで、適切な人員配置などが変わってくるため、条件が近い店舗同士をグループごとに分け、人時生産性が高い店舗と低い店舗(パイロット店舗)を比較したうえで、ギャップを明らかにして改善を行った。上記のパイロット店舗アプローチにより、グループ別の横展開は短期間で実施することができた。

②業務価値分析によるコストインパクトの見える化

まずは、業務全体を棚卸した上で、業務価値分析を行い、低価値業務のコストインパクトを見える化した。低価値業務の中でもコストインパクトの高い低価値業務から改善を行うことで、効率よく高いコスト削減効果を得ることができた。
さらに、単にコスト削減をするのではなく、低価値業務で削減した人時を価値業務に充てることで、売上UPによる営業利益率の大幅な増加を目指した。

実現効果

1店舗当たりの平均人時数20%削減、その後の横展開も順調に進行。
結果として、会社全体で人時生産性10%UP、店舗営業利益が2年間で0.7%向上した。