運輸

運輸業の原状回復工事費用コスト削減事例 物流倉庫の原状回復工事費用を37%削減

クライアント業種:運輸業
企業規模(売上高):500億円以上
課題:原状回復工事

クライアントが直面していた課題
見積金額が高額であったが、減額交渉に踏み切れない状況にあった
プロレドによる課題解決アプローチ
工事範囲と数量の見直しを主軸に専門家による協議シナリオを構築
実施後の効果
工事範囲や数量の抜本的な見直しにより原状回復費用を37%削減

クライアントが直面した課題

見積金額が高額であったが、減額交渉に踏み切れない状況にあった

地方にある物流センターの原状回復工事が必要となり、施工会社より原状回復工事に関する見積取得を行った。想定していた金額を上回る金額であったが、原状回復工事はスポット的に発生するものであることから社内に専門的な知識を持つ担当者がおらず、見積金額の妥当性の検証もできないため、どう交渉すべきかわからない状況にあった。

プロレドによる課題解決アプローチ

工事範囲と数量の見直しを主軸に専門家による協議シナリオを構築

賃貸借契約書や見積書を精査し、弊社独自のデータベースや歩掛表から算出した作業工数と見積書に計上されている工数に乖離があること、予備日数が多く不要な管理費が計上されている等の状況がわかった。また、現地調査を通して、劣化のほとんどない箇所も工事範囲に含まれるなどの見積もりの不透明性や、一部工事項目と清掃費について高額な単価があることからコスト削減の可能性があると判断した。この結果から、項目ごとの工数を算出し、適正な工事範囲・見積数量を定め、協議シナリオを構築し客観的なデータと共に施工会社との単価適正化協議に臨むこととした。

実施後の効果

工事範囲や数量の抜本的な見直しにより原状回復費用を37%削減

工事専門のコンサルタントによる精緻な分析によって、工事費用と清掃費用の大幅な削減につながり、原状回復工事費用の37%の削減が実現した。また、入居~退去の各段階における見直し事項をクライアントへ資料提供することで原状回復工事に対する知見やノウハウ構築を図った。プロレドの工事に関する専門性の高さと今回実現した削減額に大変ご満足いただける結果となった。

プロレドはここが他社と違う

工事の専門家による精緻な分析で不透明性を明確化

プロレドでは、原状回復工事だけでなく新築・増築工事、改修・修繕工事などの見直しを工事専門のコンサルタントによってご支援しております。工事に関する見積書には“一式”と記載される項目も多く、分析に専門性を必要とするため、発注側では高額と思いつつも価格の妥当性を確かめられない事や、スケジュールがタイトなため交渉を行わずそのまま受け入れてしまう事が多く存在します。プロレドには、工事業界に精通し豊富な知見を持つスペシャリストが在籍しています。不透明になりがちな見積もりを明確化し、適正価格での発注が実現できるよう、実行まで一貫してサポートできる体制を整えています。

コストマネジメントのお悩みを解決したい方へ

プロレド・パートナーズでは、コストマネジメントのコンサルティングを承ります。 自社の現状把握や、実行支援をご検討される際にはお気軽にご相談ください。

 
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