運輸

鉄道業の複合機コスト削減事例 契約内容・使用方法の統一により約30%のコスト削減を実現

クライアント業種:運輸業(鉄道)
企業規模(売上高):2,000億円以上
課題:複合機

クライアントが直面していた課題
サプライヤーごとに契約内容にばらつきがあり、コスト見直しの対応に苦慮していた
プロレドによる課題解決アプローチ
契約内容・使用方法の統一によるコスト削減アプローチ
実施後の効果
複合機費用の約▲30%削減を実現できただけでなく、継続的な意識改革にもつながった

クライアントが直面した課題

サプライヤーごとに契約内容にばらつきがあり、コスト見直しの対応に苦慮していた

クライアントは新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の拡がりやインバウンド需要の消失を受け、営業収益に大きな影響を受けていた。そのため一部列車の運休も実施しつつ、全社的なコストの見直しを検討していた。あらゆる間接材コストを見直す中で複合機も見直しの対象としていたが、サプライヤーごとに契約内容のばらつきがある状況であったため、コスト見直しへの対応に苦慮していた。

プロレドによる課題解決アプローチ

契約内容・使用方法の統一によるコスト削減アプローチ

クライアントが抱えていた課題である契約内容のばらつきの他、カウンター単価のばらつきやカラー印刷比率で30%を超過(平均的なカラー印刷比率は10~30%程度)する部署が多数あるなど、統制が取れていない状況を把握。そのため、買い取り/リース/レンタルといった異なる契約形態を統一し、カウンター単価も一律の単価設定にすることとした。また、部署によって過剰なカラー印刷や片面印刷の利用などの使用方法における違いがあったため、印刷ガイドラインの策定やデフォルトの印刷設定を変更することで利用ルールの見直しを実施。契約台数においても最低使用料金を下回る台数が散見されていたため、台数と配置の適正化を実施。クライアントは複数のサプライヤーと契約していたが、契約台数全体の7割以上が1社との取引であったため、台数減に伴ってサプライヤーを1社に集約することでコストメリットを創出することとした。

実施後の効果

複合機費用の約▲30%削減を実現できただけでなく、継続的な意識改革にもつながった

契約条件や使用方法のばらつきなどの課題が多い中、グループ会社の複合機も含めたプロジェクトとなり、難易度が高いものとなったが、年間約1,000万円の複合機費用の削減につながった。また、契約内容の整理から各サプライヤーとの協議、その後の機器の切り替えにおけるサポートなどを一気通貫でご支援する中で、社内の担当者からは「こんなやり方で進めるんだ」、「コスト削減のお手本を見せていただいた」などのお声もいただき、一度きりのプロジェクトで終わってしまうのではなく、継続的な意識改革につながった点においてもクライアントにご満足いただいた。

プロレドはここが他社と違う

クライアントの負担が最小限になるようなプロジェクト進行

プロレドでは戦略立案から実行までご支援しております。複合機においても契約内容の整理から各サプライヤーとの協議、サプライヤーの集約・機器の入れ替えなど、一気通貫でご支援しており、クライアントにかかる負担が最小限になるよう努めており、クライアントからは専門性だけでなく、手間がかからない点においてもご満足いただいております。

コストマネジメントのお悩みを解決したい方へ

プロレド・パートナーズでは、コストマネジメントのコンサルティングを承ります。 自社の現状把握や、実行支援をご検討される際にはお気軽にご相談ください。

 
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